[技術メモ]: メールのアドレスでの気遣いなんてしたくない

メーラー Thunderbirdでメールを送信する時、アドレス帳に入っているアドレスが送信先だと、アドレス帳に登録されている名前も Toや Ccにアドレスと一緒に記入される。たとえばこんな感じ:

To: 中根 <max@example.com>

また、返信する場合は、元のメールの FromやToや Ccに入っている名前がそのまま入ってしまう。それがどうした、と思われるかもしれないが、実はこれが結構気になるのだ。どんな時に気になるかというと:

  • アドレス帳に手動で登録したアドレスで、相手の名前の漢字がはっきり分からない (つまり間違っているかもしれない) 場合
  • 返信する時に、 Ccに、たとえば
    弊社中根 <nakane@example.com>
    のように書かれている場合

前者の場合は単に相手に失礼である。後者の場合、僕の個人的な意見としてはそういう風な名前の入れ方をする先方の問題だと思うのだけれど、日本ではこういうアドレス帳を使っている企業人は少なくないようである。この場合、送信者と同じ組織の人には「弊社何とか」という名前が、それ以外の人には「何とか様」という名前が付けられていることもある。そういうメールに返信すると、たとえば A社の鈴木さんが B社の私と C社の佐藤さん、さらに A社の田中さんに送ったメールの場合、こんなことになってしまう:

From: 中根 <max@b.example.com>
To: 鈴木 <suzuki@a.example.com>
Cc: 佐藤様 <sato@c.example.com>,
    弊社田中 <tanaka@a.example.com>

これでは鈴木さんと田中さんに失礼な上に、田中さんが何者だか分かりづらくなってしまう。僕自身は自分がアドレス欄にどういう風に入っているかはほとんど気にならない (漢字が違っているのはちょっと気になるけど) ので別にいいのだが、アドレス帳にこういう入れ方をしている人たちはきっと気にすることだろう。だから、これまで Thunderbirdでメールを書くときは、場合によってはわざわざ手動でこの名前の部分を消す、などということをしてきた。 (Wanderlustの場合は wl-draft-reply-use-address-with-full-nameを nilに設定してやれば、少なくとも返信の際は名前の部分を勝手に消してくれるのでその必要はないし、そもそも Wanderlustではアドレス帳をほとんど活用していないので関係ない。)

そんな訳で困っていたのだが、この問題を解決するのに良さそうな、Auto Address Cleanerという Thunderbirdのアドオンを見つけたので、早速試してみた。

このアドオンをインストールすると、メールを送信する段階で宛先の内容を処理してくれて、名前の部分を消してくれる。送信前のメールの編集段階では名前はそのまま入っているので、宛先に入力されているのが誰のアドレスなのかを容易に確認できる点も便利である。処理が送信の際に行われるため、送信する前の段階では少々不安になる、ということもあるのだが、実際に自分に Bccしたメールを見てみるとちゃんと消されていることが確認できる。

ということで、これでアドレス欄で相手を不快にする心配はしなくてもよくなったようだ。 (もっとも僕の場合はメールの内容で不快にすることがありそうだけど、それはまた別の問題ということで…。)

サイドバー (左)

Powered by Movable Type 5.2.9

サイドバー (右)

このブログ記事について

このページは、Maxが2008年7月30日 22:03に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「オフラインでも使える多機能オンラインスクラップブックEvernoteを試す」です。

次のブログ記事は「手軽に英辞郎を使う」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。